ホームページの写真を新しくしたい。採用ページに社員の表情や仕事風景を載せたい。SNSで使う短い動画も用意したい。必要な素材が増えるほど、何をまとめて依頼し、どれくらいの時間と予算を確保すればよいか迷うものです。
企業の撮影は、最初に「誰に、何を伝えるために、どこで使うか」を整理すると、必要な写真や動画を選びやすくなります。撮影枚数や動画の長さは、その使い道に合わせて決めていきます。
このガイドでは、福岡で企業・店舗の撮影を検討している担当者に向けて、目的別の選び方から料金、実際の制作事例、依頼前の準備までをまとめました。FUKADA CREATIVEの公開プランと現場での取り組みをもとに、自社に必要な撮影を考えるための入口としてご活用ください。
1.撮影の目的から、必要な素材を選ぶ
まずは、今回更新するページや発信する内容を一つ挙げてみてください。「会社の写真を撮りたい」から「採用ページで、社員と仕事の様子を伝えたい」まで具体的になると、優先して撮る場面が見えてきます。
| 目的・困りごと | まず検討したい素材 | 撮影前に整理すること |
|---|---|---|
| ホームページの写真が古い | 外観・内観、スタッフ、主なサービスや仕事風景 | どのページの、どの写真を差し替えるか |
| 採用ページで職場の雰囲気を伝えたい | 社員写真、仕事風景、社員同士のやり取り | 募集する職種と、出演できる社員 |
| 代表者や社員の考えを伝えたい | インタビュー動画と、話に関連する仕事風景 | 誰に何を話してもらうか |
| 商品の特徴を伝えたい | 全体、細部、使用場面、必要に応じて複数方向の写真 | 形・質感・機能のうち、特に見せたい点 |
| 新店舗のWebとSNSを準備したい | 店内・商品・スタッフの写真と短い紹介動画 | 写真と動画に共通する場面、公開日 |
| 複数店舗の写真を揃えたい | 各店舗の外観・内観・スタッフなどの共通カット | 所在地、拠点数、各店舗の撮影可能時間 |
たとえば採用向けなら、建物の外観だけでなく、実際に働く人や業務の様子も候補になります。担当する仕事が想像できる写真を選ぶと、募集内容と写真を結びつけやすくなります。
必要な場面を具体的に挙げるときは、採用サイトの写真撮影で必要なカットと準備リストをご覧ください。
2.写真だけでよいか、動画も必要かを考える
写真は、必要な情報を一目で見せたいときに
スタッフの顔、商品の形、店内の様子など、ページを見ながら確認してほしい情報には写真が使えます。まずホームページや採用ページを整えたい場合は、各ページに必要な写真を洗い出すところから始めましょう。
同じ場面でも、横長のページ上部に置く写真と、縦長のSNS投稿では使いやすい構図が変わります。複数の媒体で使う予定があれば、最初の打ち合わせでまとめて伝えておきます。
詳しい撮り分けは、ホームページ・SNS・求人サイトの写真を一度の撮影で揃える方法にまとめています。
動画は、動きや声まで伝えたいときに
仕事の手順、接客の様子、代表者や社員の話など、動きや声が伝える内容に意味がある場合は動画を検討できます。
「会社紹介の動画」でも、BGMに仕事風景を合わせる30秒の映像と、社員の話を中心に構成する3分の映像では、準備も編集も異なります。長さに加えて、音声の収録、本数、縦横の向き、字幕の範囲を整理します。
社員が話すことに慣れていない場合は、撮影前の準備も大切です。FUKADA CREATIVEでは、事前の質問共有や、必要に応じた顔合わせ、当日の会話を通じて話しやすい状態をつくっています。社員インタビュー動画の準備と当日の進め方で詳しく紹介しています。
写真と動画は、場所と出演者が共通なら同日撮影を検討できる
ホームページ用の写真と短い店舗紹介動画など、同じ場所・出演者で撮る素材は、同日にまとめる方法があります。スタッフの集合や場所の準備を共通にできる点が、検討する理由になります。
ただし、一人の制作者が担当する場合は写真と動画を切り替えて撮影します。式典の一度きりの場面を両方で残したい場合などは、撮影者の追加を含めて体制を考える必要があります。
同日に撮る範囲や進行の考え方は、福岡で写真と動画を同日撮影する場合の料金と準備をご確認ください。
3.料金は、撮影時間と納品内容をセットで見る
以下は、2026年9月19日時点のFUKADA CREATIVEの基本プランです。福岡の撮影料金全体の相場ではなく、当方に依頼する場合の目安として掲載しています。
いずれも土日・祝日の撮影を想定した税別価格です。撮影場所や出演人数、必要な編集内容によって正式なお見積もりは変わります。
| プラン | 撮影時間の目安 | 主な納品内容 | 料金・税別 |
|---|---|---|---|
| スポット写真 | 60分 | 写真15〜20枚 | 38,500円〜 |
| 企業向け写真 | 120分 | 写真30〜50枚 | 60,000円〜 |
| インタビュー動画 | 120分 | 90秒〜3分の動画 | 120,000円〜 |
| 写真+動画 | 180分 | 写真約30枚+30〜60秒の動画1本 | 160,000円〜 |
スポット写真・企業向け写真は1か所、インタビュー動画は1か所・1〜2名、写真+動画は1か所を基本の想定としています。インタビュー動画にはテロップ・BGM・インサート撮影を含み、写真+動画プランの動画修正は2回です。
写真の納期は7〜10営業日、動画を含むプランは2〜3週間が目安です。公開日が決まっている場合は、撮影日だけでなく、社内確認や修正に使える期間も含めて日程を相談します。
相談内容をプランに当てはめると
- ホームページの一部を更新したい: 外観・内観・スタッフなど、必要な場面を絞れる場合はスポット写真を基準に検討します。
- 採用ページの写真をまとめて用意したい: 社員プロフィールと仕事風景など、複数の場面を揃える場合は企業向け写真を基準にします。
- 代表者や社員の言葉を動画にしたい: 質問内容から整理するインタビュー動画が候補になります。
- 店舗の写真と短い紹介動画が必要: 同じ場所と出演者で撮れるかを確認し、写真+動画を検討します。
これらはプラン選びの例です。必要なカット数や出演者の入れ替えによって、基本の時間内に収まるかを確認します。
追加費用も含めて比較する
基本料金には事前の内容整理、撮影、基本編集、オンライン納品などを含みます。福岡市内への出張費は基本料金に含まれますが、市外・県外への移動、駐車場・高速道路、施設利用料、追加機材やスタッフ、追加編集などは別途費用になる場合があります。
見積書を比較するときは、「撮影2時間」という時間だけでなく、納品枚数、動画の本数と長さ、音声、編集・修正の範囲まで揃えて確認してください。短い紹介動画のプランに、長いインタビューや複数本の編集が含まれるとは限りません。
最新の条件は料金・撮影プラン、見積もりの確認方法は企業向け写真撮影の料金と見積もりの見方でご案内しています。
4.実際の制作事例から、準備と撮影内容をイメージする
撮影に必要な時間は、写真の枚数や商品の点数だけでは決まりません。公開している二つの事例から、事前に整理した内容と現場の進め方をご紹介します。
店舗のLP・予約サイト用写真:約1時間30分の撮影
福岡市内の整骨院では、LPと予約サイトに使う写真を約1時間30分で撮影しました。店舗側で手配いただいたモデルに協力してもらい、受付から施術までの流れと、外観・店内を撮っています。
掲載先で必要になる場面を整理し、実際の流れに沿って全体が分かる写真と動作が分かる写真を撮り分けました。出演する人、必要な場面、当日の順番を先に揃えることが、撮影計画につながる事例です。
陶器の360度商品撮影:15点を丸1日かけて撮影
陶器をネット上で回して見せるための撮影では、15点を丸1日かけて撮影しました。一点ごとに向きを変え、一周分の写真を揃えるため、点数に加えて撮影工程を考える必要があります。
現場では左右から大きな面の照明を当て、位置や明るさを確認しながら進行しました。撮った画像は別画面に表示し、お客様にも陶器の向きや見え方を確認していただいています。
この二つは実際に行った案件の内容です。同じ時間で撮れる範囲や価格を、別の案件にそのまま当てはめるものではありません。自社の撮影を考えるときは、完成物に加えて、準備・移動・確認に必要な工程も伝えると見積もりが具体的になります。
写真や映像の仕上がりは、制作実績一覧でもご覧いただけます。
5.複数拠点の撮影は、共通カットと移動から計画する
本社と支店、複数の店舗などを撮る場合は、各拠点で揃える写真と、その拠点だけで必要な写真を分けておきます。
たとえば外観・内観・スタッフ写真を共通にし、特徴的な設備やサービスは個別に追加する形です。各拠点の担当者にも同じ撮影リストを共有できると、準備の違いを確認しやすくなります。
撮影時間には、拠点間の移動や駐車、機材の搬入・再設営も関わります。「1日で何店舗回れるか」は、所在地と必要なカット、撮影可能時間を確認してから決めます。FUKADA CREATIVEでは、複数拠点は個別にお見積もりし、巡回順や共通カット、拠点ごとのデータ整理まで含めて内容を確認します。
担当者間の調整や写真の統一については、複数の店舗を撮影するときに困りやすいことにまとめています。
6.依頼前に整理しておきたい5つのこと
最初から撮影指示書を完成させる必要はありません。次の項目を、分かる範囲で書き出すと相談を始めやすくなります。
- 使い道: ホームページ、採用ページ、SNS、広告など。公開中のページや参考イメージも添えます。
- 必ず必要な素材: 「社員プロフィール」「仕事風景」「30秒の紹介動画」など、今回外せないものを挙げます。
- 場所と出演者: 所在地、拠点数、参加する人数、撮影できる時間帯を整理します。
- 希望時期: 撮影希望日と、完成した素材を使い始めたい日を分けて伝えます。
- 予算と社内確認: 税別・税込のどちらで考えているか、誰が内容を確認するかを共有します。
そのうえで、顔出しの範囲、写してはいけない資料や画面、商品・衣装・モデルの手配など、案件ごとの準備を詰めていきます。動画で声を収録する場合は、静かな部屋を確保できるかも確認します。
撮影場所については、駐車・搬入・営業時間などをまとめた福岡で企業の写真・動画を撮影するときの場所別確認事項が参考になります。
7.相談から納品までの流れ
相談・見積もり
使い道、撮影対象、希望時期、予算をもとに、必要な撮影と納品内容を整理します。撮影・編集の範囲、追加費用、修正回数などを確認してから、日程を確定します。
撮影前の準備
必要なカットと撮影順を決め、出演者や場所の準備を進めます。インタビューなら質問項目を共有し、写真なら人物・商品・空間のどれを優先して撮るかを確認します。
当日の撮影・確認
担当者と必要な素材や変更点を再確認して撮影します。商品撮影などでは、その場で商品の向きや見え方を共有する時間も大切です。立ち会う場合の確認項目は、商品撮影の立ち会いで見るべきポイントにまとめています。
編集・確認・納品
写真の基本調整や動画編集を行い、確認・修正を経て納品します。写真はJPG、動画はMP4でのオンライン納品が基本です。印刷や広告、会場上映などで指定の形式がある場合は、撮影前に共有してください。
FUKADA CREATIVEは福岡を拠点に、土日・祝日の撮影を中心に対応しています。平日の撮影が必要な場合は、内容と日程により相談となります。公開希望日から逆算して、出演者の予定と確認期間を確保しておくと進めやすくなります。
最初は「使う場所」と「必ず必要な素材」から
自社に合う撮影を選ぶには、更新するページや掲載先を決め、そこで必要な写真・動画を挙げるところから始めます。次に、場所・出演者・公開日を照らし合わせ、撮影時間と予算を考えます。
まだ内容がまとまっていない場合は、「どこで使うか」「何に困っているか」「いつまでに必要か」を一つずつ書き出してみてください。そのメモがあれば、必要なカットや依頼範囲を具体的に整理できます。