JOURNAL / 2026.08.22

ホームページ・SNS・求人サイトの写真を、一度の撮影で揃える方法

撮影準備

店舗で接客風景を撮影しながら担当者が撮影リストを確認する様子

ホームページを作り直すとき、SNSを更新するとき、求人サイトへ掲載するとき。それぞれのために別の日程で撮影すると、担当者だけでなく、撮影に参加するスタッフの負担も大きくなります。

一度の撮影で複数の媒体に使える写真を揃えることは可能です。ただし、同じ場面を一方向から撮るだけでは、掲載先によって使いにくくなることがあります。

今回は、ホームページ・SNS・求人サイトの写真を同じ日に撮影するとき、事前に確認しておきたいことと、現場での撮り分け方をまとめます。

最初に、写真を掲載する媒体を整理する

撮影前の打ち合わせでは、まず写真の使用目的を確認します。「ホームページに使う」だけではなく、SNSや求人サイトにも掲載する予定があるかまで共有しておくことが大切です。

媒体によって、使いやすい写真の向きや写す内容が変わります。

  • ホームページ:横位置を中心に、空間も広めに写す
  • SNS:縦位置の写真も用意する
  • 求人サイト:仕事風景や接客など、人物が写る場面を多めにする

必要な媒体が最初から分かっていれば、同じ撮影時間の中でも優先順位をつけやすくなります。

事前に確認した内容を、撮影現場でもう一度確認する

掲載先や必要な場面は、撮影前の打ち合わせで確認します。そのうえで、撮影当日も担当者と同じ内容をあえて確認します。

撮影までの間に、掲載予定のページや参加できるスタッフが変わることもあります。また、文章やメールだけでは、担当者と撮影者の間で写真のイメージが少しずれている場合もあります。

現場では、次の内容を短時間で再確認します。

  • 今回の写真を使う媒体
  • 必ず撮っておきたい仕事風景や接客場面
  • 撮影に参加するスタッフ
  • 顔出しできる範囲
  • 撮影できる時間と場所

事前確認と当日確認を重ねることで、認識違いや撮り忘れを防ぎやすくなります。

同じ場面を横位置と縦位置の両方で撮る

仕事風景や接客場面は、横位置を撮ったあとに縦位置でも撮影します。あとから横写真を縦に切り抜く方法もありますが、人物の手元や周囲の空間が欠けてしまうことがあります。

横と縦を現場で撮り分けておけば、ホームページの横長の枠にも、SNSの縦長の投稿にも合わせやすくなります。動作を大きく変えてもらう必要はなく、同じ場面の中でカメラの向きと構図を変えて撮影します。

ホームページ用は、横位置で空間を広めに写す

ホームページでは、横長の写真が使われる場面が多くあります。ページ上部のメイン画像、サービス紹介、会社や店舗の説明など、文章と写真を横に並べるレイアウトにも対応しやすいためです。

人物だけを大きく写すのではなく、店内や仕事場の様子が分かるように、周囲も広めに入れて撮影します。働いている場所や接客の状況が一緒に見えると、写真を配置できるページの選択肢も増えます。

SNS用は縦位置も撮り、人物に近づきすぎない

SNSでは縦位置の写真が使いやすいため、横位置とは別に縦の構図も用意します。ただし、人物を大きく見せたいからといって、カメラが必要以上に近づくと、顔や身体の見え方が歪みやすくなります。

撮影では、場面に応じて人物から2〜3メートルほど距離を取り、距離を保ったまま構図を整えます。自然な見え方を保ちながら、縦画面の中で人物や作業内容が伝わるように撮影するためです。

求人サイト用は、仕事風景と接客場面を多めにする

求人サイトでは、建物や設備だけでなく、実際に人が働いている様子が重要な素材になります。仕事中の動き、接客している場面、スタッフ同士のやり取りなどを多めに撮影します。

求職者が知りたいのは、職場の見た目だけではありません。どのような人が、どのような環境で仕事をしているのかを想像できる写真が必要です。

必要な人物カットを詳しく整理したい場合は、採用サイトの写真撮影で必要なカットも事前準備の参考になります。

顔出しできるスタッフを事前に確認する

人物を多めに撮る場合は、撮影に参加できるスタッフと、顔出しできる範囲を事前に確認します。

撮影当日になってから参加者を探すと、仕事の予定を調整できなかったり、確認に時間がかかったりします。誰が、どの場面に参加するかを決めておくと、仕事風景と接客場面を順番に撮りやすくなります。

一度の撮影で揃えるための確認リスト

複数の媒体に使える写真を同じ日に揃える場合は、撮影前に次の5点を整理しておくと進めやすくなります。

  1. 掲載する媒体をすべて伝える
  2. 横位置と縦位置の両方が必要か確認する
  3. 仕事風景や接客など、優先して撮る場面を決める
  4. 撮影に参加するスタッフと顔出し範囲を確認する
  5. 撮影当日に、担当者と内容をもう一度確認する

一度の撮影で複数媒体の写真を揃えるポイントは、撮影枚数を増やすことだけではありません。使用目的を事前に整理し、同じ場面を横・縦で撮り分け、人物写真の優先順位を決めることが大切です。

関連記事:必要な素材量に合った撮影時間と料金を検討するときは、福岡で企業向け写真撮影を依頼するといくら?料金と見積もりの見方で紹介しています。